封入式ぱちんこってなに?

2018年2月19日

最近、ネットや雑誌でもちょこちょことこの言葉を表立って見る機会が増えてきたように思います。
では、実際のところこれは何なのか?
今回はザックリと封入式ぱちんこの仕組み、それに伴うメリット(あるのか?)・デメリットについて書いていきます。

封入式ぱちんことは?

まず、どういう形のものかをイメージするには、ゲームセンターにあるパチンコ台をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
本来、パチンコ屋の玉っていうのは、台の上からレールを伝って供給され、台の下にあるベルトコンベアのようなものを通って、裏にある循環機、玉磨き機を通って再び台に供給される仕組みです。
ですが、ゲーセンのものは違います。
その台の中で、ひたすら玉が循環しています。
レールやベルトコンベアなどなく、玉磨き機もなく。
そして、私たちユーザーが玉に直接触れることもありません。

直接的にユーザーが感じる部分で一番の変化は、この玉に触れないというところになるかと思います。
より一層、現実味がなくなっていくということです。
まぁ、上皿と下皿には玉が出てくるようにする所を残すかどうかはこれから決めていくことかと思いますが。

次に、ユーザーにはあまり関係ない話かもしれませんが、「共通枠」がより推奨されていくことになります。
そもそも、この封入式パチンコは少し前、エコパチという名前で一部メーカーが推していたものを名称変更したものです。
簡単に言うと、台ごとに共通した枠を使い、資源保護やコストカットを謳っていました。
その時は、関係各所ともエコパチは何か違う感じがするな。という気運が少々強くあり、今ひとつこの取り組みは勢いを得なかったのですが、頓挫したわけではなかったので、今に至って表に再登場してきたわけです。

後は出玉の管理が今より更に正確に、容易になるということもあります。
これは完全にホール側の目線の話なのでユーザーは全く意識するところではありませんが。

封入式パチンコのメリット・デメリット

メリットは上にも書いているように。

・玉を触らないので手が汚れない
・ドル箱を積まないので、倒すことがない

・・・ぐらいですかね。ユーザーとしては。

デメリットは色々考えられます。
大きなところでは「釘の調整が一切不可能」になるということでしょうか。
そもそも風営法においては、「射幸心を著しく煽ることはしてはいけない」というような文言があり、これによるならば「打ち手に有利と感じさせる釘調整はダメ」となります。
ヘソなどをガバッと開けるのはそもそも禁止なのです。
回転率や出玉調整などにおいては、保通協に持ち込んだ時の釘と実際にホールに置かれた台の釘はまるで別物です。
ホールで千円10回ぐらいしか回らないと、なんてクソ店だと思うでしょうが、本来保通協に持ち込んだ時は大体そんな感じの調整になっています。
その代わりに普通入賞口がガバ開きなので、トータル千円分の玉で30とか40とか回るには回るのですが、すご~く時間が掛かります。

で、釘の調整でホールは利益コントロールをずっとしてきたわけですが、ここ最近になって急に警察はこの釘曲げに対して本腰を入れてきました。カジノ法案など含めて様々な思惑が絡んでいますが、言い出すと長くなるので今回は割愛。

釘で利益調整するしかないのに、それを今更になって違法だと咎められ、どうしたもんかと言っていた中で、この封入式が再び脚光を浴びることになったわけです。
そもそも釘調整が出来ないならば、違法改造もクソもないだろうという考え方ですね。

では、どこで利益コントロールをするのか?
今回のことに付随して、規制の変更があります。
それは「パチンコに設定を復活させる」というものです。

結構昔、大工の源さんなどは設定があり、大当たり確率自体が台ごとに違っていました。
今のパチスロと同じと思ってください。

この設定。パチンコに関しての搭載は禁止となっていたのですが、今回の封入式の一件に絡めて復活することになりました。
今のところはスロットと同じように6段階設定が想定されているようですが、詳細はまだ未定のようです。

今までのパチンコは「外側から見て、その台が勝てるのか勝てないのかの判断がおおよそ出来る」ものでしたが、これが出来なくなります。

ユーザー側はこの変化をしっかりと理解する必要がでてきます。
と言いながら、実際そんなに変わらない、むしろ今より楽になるかもしれません。
夕方にデータ表示機みて、設定の良さそうな台を打つ。
今のスロットのノーマルタイプのような立ち回りが、パチンコでも可能になってくるわけですから。

これは憶測ですが、ホール側の設備投資に対する負担がどれほど掛かるのか?の方がむしろ深刻かもしれません。
CR機になった時にそれに対する設備投資がかなり掛かった事を鑑みると、今の苦しい(役人や天下りを除く)パチンコ業界、特に体力のない中小ホールは、これを機に閉店の道を選択せざるを得ないかもしれませんね。

こう考えると、クソ役人共と一部の大手の汚い策略のようにも思えます。実際は知らないですが。(ということにしときます)

まとめ

プロであれ、一般ユーザーであれ時代の流れに則して動いていく、動き方や考え方を変えるのは必要なことです。
今回の規制変更に関しては一長一短といったところに落ち着くのではないでしょうか。

遊技が完全なる遊戯になり、最終的にみんなが右肩下がりで負けるだけのパチンコになっていくということです。

こんなクソみたいな斜陽産業からは、可能な限りとっとと足を洗うべきですね

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