フロイトは心理学の父と言えるか?ギュッとまとめて解説

2017年7月25日

近代心理学の父とも言えるのはヴントです。
このヴントが意識というものを重要視していたのとは反対に、無意識に重きを置いていたのがオーストリアの精神科医であったフロイトです。

今回は心理学者の中でも有名人である、このフロイトについて書いていこうと思います。
写真はフロイトさん。(目つき悪し)

フロイトの心理学とは何か

フロイト。
ジークムント・フロイト(なんかゲームのキャラみたいでカッコええの)は、オーストリアの精神科医で臨床医としてヒステリー患者の治療に当たっていました。

その中で、
人の行動にはその人の無意識の願望が関わっている。
ということに気づきました。
夢や言い間違い、不安障害などの神経症に現れる無意識を研究し、理論づけることで精神分析学というものを打ち立てました。

ヴントは意識を重視していました。それに対し、フロイトは無意識を重視していたようです。
フロイトの心理学とは「無意識の研究」とも言えるでしょう。

当初フロイトは人間の心は「意識」「前意識」「無意識」の3つに分けられると考えていたようですが、治療や研究を続けていく中でこの3つを、「エス」「自我」「超自我」の3つだと改めました。

エスとはなにか

エスとは、無意識の中にある「人間が持っている原始的な衝動」のことで、本能とも言えるものです。
当然のことですが無意識下にあるので、自分の意思でこれを直接的にコントロールすることはできません。

エスは善悪の区別はありません
善悪はあくまでも人間が社会を営んでいく上で効率化を図っていくための指標でしかありませんから当然です。

快楽や満足を求めて勝手に動き回る精神エネルギーがエスです。
この中でも性衝動はリビドーとも呼ばれ、大きな力を持っているとされています。
リビドーについてはこちらの記事をよろしく。強い無意識リビドー

自我とはなにか

自我は自己意識とも呼ばれます。
フロイトはエスの事を暴れ馬に例えていました。
その暴れ馬の手綱を引いて、制御をしようとする意識の事を自我と言います。

自我は知覚や感情と言った、私たちが日常で「自分自身」と感じているものだと思ってもらえれば良いと思います。

超自我とはなにか

超自我とは、道徳観や社会通念のようなものです。
エスのお目付け役を果たしている立ち位置で、エスの行動をチェック、検閲します。
ただ、この超自我は生まれてから後発的に作られて育っていくものなので、親の躾や育っていく環境によって育ち具合や働き方が人それぞれでかなり違ってきてしまうものでもあります。

・・・?
ってな感じを覚えるかもしれませんが、よく漫画などでも描かれる「頭の中で天使と悪魔が戦う」みたいな絵を思い浮かべてもらえば分かりやすいでしょう。

エスが悪魔、超自我が天使、自我があなた自身。
そう考えると、なるほどと思えるのでは?

まとめ

フロイトはその他にも自由連想法や夢分析などを用いて人間の無意識に入っていくことで、心の奥底に押さえ込まれているものの開放を目指し、それを実現することで心の病気や不安を解消していこうとしていたようです。

フロイトが亡くなってから80年弱。
今ではこの考え方に対しての反対意見があったり、脳科学的にはどうだろうと言われることもありますが、それでも心を哲学ではなく科学として研究し始め、その発展の礎を作った人物として知っておいて損はないでしょう。

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