NISAとは。デメリットも含めて解説

2018年1月9日

CMなどでもよく聞くNISAという言葉。
耳にはするけど、実際のところ何なのかよく分からないという方もまだまだ多と思います。

知らないと大損する。
とまでは言いませんが、上手に使えば結構便利に、お得になります。

この記事ではNISAについての基本的な説明から、私なりのお得な使い方などを紹介します。

NISAとは

NISAとは「少額投資非課税制度」のことです。
そもそも、株や投資信託、FXなどの金融商品は利益が出た場合、その利益に対して20%の税金が掛かります。

通常の口座での取引であれば。
1000円利益が出れば200円が課税され800円に。
そこから売買手数料を引かれてさらに実益は減ります。

せっかく利益が出たのにこれでは、少々テンションが下がりますよね。

そこでNISAが登場します。

NISA口座を使って行った取引においては、その利益に対して20%の課税がされません。

さらに、最近ではNISA口座での売買は手数料無料で行ってくれる証券会社も多くあります。

ということは。
NISA口座を使って先述の取引を行えば1000円の利益が、丸々利益として受け取ることができるのです。

なんて素敵なことでしょう。
NISAを使う最大のメリットは、この「NISA口座内での取引での利益が非課税になる」ということです。

これは使わない手はありませんね。

と言いながら。
上手い話には裏があるのでは?
と思った方もいるのではないでしょうか?

NISAのデメリット

ここからはNISA口座のデメリットなどを書いていきます。

損失の繰越控除ができない

一般口座などでの取引において損失が出た場合は、確定申告をしておけば3年間の期間内で利益が出た場合に繰り越して控除が可能です。

要は損失と利益を相殺できる。

という感覚で良いと思いますが、NISA口座はそもそも「課税」の概念がないので、控除という概念もまた存在しないのです。

損益通算ができない

一般口座などのNISA口座意外であれば。

Aの一般口座で30万の利益
Bの一般口座で15万の損失

が出た場合この2つを通算、相殺することが可能です。

30ー15=15

この場合は15万円の利益に対して、20%の課税がなされることになります。

しかし、NISAの場合。

Aの一般口座で30万の利益
BのNISA口座で15万の損失

となった場合に、損益通算ができないと30万の利益に対して20%の課税がなされてしまいます。

この2つがNISAにおけるデメリットです。

NISAの注意点

ここからはデメリットと言うほどではないけれど、注意しておかないといけない点について書いていきます。

NISAの非課税枠は使いきり

NISAの非課税枠は毎年120万円まで。
さらに、この非課税枠は使いきりです。

例えば、

Aの株を50万円分買った。
この時、120ー50で残りのNISA非課税枠は70万円分。

しばらくして、Aの株が値上がりしたので、利益を確定するために売却した。

50万円分売却して、手元になくなったのだから70+50=120に戻ると思う人もいるかもしれませんが、これは間違い。

売却をしても、その年のNISA枠120万円分は回復しないので、NISAで購入できる金額の残りは70万円分のままです。

これは年度が変わっても回復することはありません。

なので、安易な売買を繰る返すとあっという間にNISAの枠は失くなってしまうので注意が必要です。

ちなみに、1年間で100万円分しか購入しなかった場合、20万円分ほどのNISA枠が残りますが、これは持ち越すことができません。

ですから、1年毎にしっかりと120万円分を使い切ることもNISAを上手く活用するために考えなければならないことです。

配当金・分配金は受取方法に注意

配当金や分配金、それらの受取方法などの詳細に関してはここでは書きません。

覚えておくのは株式数比例配分式で受け取る。

ということだけ。
これも特に難しく考える必要はありません。
受取方法の選択は各種証券会社ごとに簡単に設定できるようになっていますから、そこを参照して受取方法を変更してください。

そうしておかないと、課税されてしまいます。

ロールオーバーについて

NISA口座は5年で非課税ではなくなります。
ちょっと分かりにくいので、金融庁のページで図解されているものを参照してください。

・・・戻ってきてね。
こちらから金融庁のホームページへ。

さて、お分かりいただけたでしょうか?
5年で期限が来るので、新しく追加されたNISA枠にそのまま引っ越すか、一般口座に移すなりしないとダメですよという話です。

ちなみに、2018年からロールオーバーにおける上限が撤廃されます。

今までだと。

120万が200万に。
期限が来たのでロールオーバー。
120万が上限なので80万分は一般口座になどの別口座に移すか、売却するしかない。

これが上限がなくなると、200万円分を丸々翌年の非課税枠にお引越し可能
これって結構すごいことで、ロールオーバーを上手く使えば、そもそものNISA枠で使える金額そのものが増えるということになります。

より長期運用や配当狙いがしやすくなります。

NISAの上手な使い方

ここからはNISAの上手な使い方をご提案。
あくまでも私個人の意見なので、本当にこれがベストな使い方かどうかは保証できませんので、そこはご容赦を。

基本的に、NISA口座はトレード用に使う(頻繁な売り買い)ではなく、長期運用をすることが前提になってきます。

株主優待と配当をメインに狙っていく。
これがベターだと思います。

配当は所有できる単元数が少ないのであまり期待はできませんが、株主優待ならばそれなりにその恩恵を受けられるので嬉しい。

当然、値上がりも期待していいでしょう。

投資信託も長期運用には向いています。

まとめ

NISAは「新しい貯金の形」として考えてみましょう。
ネット銀行などはまだマシですが、日本の銀行預金における馬鹿げた低金利は未だに改善されていません。

NISAで扱うものはあくまでも株や投資信託などの金融商品ですから、当然下落して元金が減ってしまうリスクはあります。
が、それらを考えても全てを銀行に貯金するという思考はハッキリ言ってバカです。

NISAを活用することで、より効率的でアクティブ。攻めた貯金をすることができ、銀行預金なんかとは比較にならないほど実りのある運用ができますよ。

あ、まだ大事なことが。
NISA口座は銀行などで作らずに、必ず証券会社でつくりましょう。
でないとNISA口座で株の取引ができないからです。
ネット証券なら色々とお得ですよ。

それと、開設までに手間はそんなにかかりませんが、時間はかかる事もあるので、早めに口座開設の手続きを行った方が良いですよ。

善は急げ。
すぐに資料請求、口座開設をしましょう。
損をしないようにね。

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