防衛機制の種類とその具体例をご紹介

2018年2月15日

防衛機制

挫折や劣等感なんてものは、一生懸命生きている人、もしくは自尊心が高い人ほど感じやすいものです。

こういったストレスに対して、人間には無意識に働く「心の守護者」が存在します。
それが、「防衛機制」です。

今回はこの頼れる(?)守護者である防衛機制について書いていきますよ

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防衛機制の種類とその具体例をご紹介

防衛機制はその働きごとに6つに分けられています。
では、早速その6つを順番に見てみましょう。

防衛機制の種類その1、合理化(正当化)

あなたは何かできなかった、望んだ結果が得られなかった時にどう思いますか?
例えば恋人にフラレたとして、その理由はあなたに有りますか?それとも相手?

この時にフラレたのは自分のせいではなく、相手に問題があったのだとして、粗探しをしたりする心の動き。

これこそが防衛機制の中の「合理化(正当化)」が働いて、あなたの心をストレスから守った証。

周りにいませんか?
なにがあっても自分には責任がないと言って、他人に押し付けてくる人。

その人はこの正当化の働きと自尊心が強いのでしょう。
そんな人を見てあなたはどう思いますか?

・・・あなたはそうではないですよね?(と言ってもこれが強い人はどうせピンと来ないのですがね)

防衛機制の種類その2、置き換え

自分が受けたストレスを、別の何かに置き換える作用です。

虐待を受けていた人が大人になり、親になった時に自分の子供に対して虐待をしてしまうケースなどがこれに含まれます。

防衛機制の種類その3、反動形成

弱い犬ほどよく吠える。

心がストレスと感じたことに対して、反対の行動を取ってこれを回避しようとする作用です。
自分の気持ちとは反対の行動を取ることでバランスを保とうとしているわけですね。

・・・ツンデレか。

防衛機制の種類その4、逃避

あ~学校行きたくない。
仕事に行きたくない。
な~んて思ってストレスを感じた時、お腹が痛くなったりしませんか?

これがこの「逃避」の典型例の1つです。

読んで字の通り、ストレスを感じることから逃げることであなたを守ろうとしているのです。
この様な「体の不調」の他には「空想世界へのダイブ」なんかがこの逃避にあたります。

防衛機制の種類その5、退行

ストレスの高い社長や管理職などの、世間的に言うところのエリートさんたち。

この人たちの方が、一般ピープルよりも「赤ちゃんになりたい願望」が強い傾向が多く見られます。

責任ある立場で欲求を押し殺して、強いストレスと向き合っているとこの「退行」が機能として発動する場合が高くなります。

ま、性癖の問題もあるでしょうから、全部が全部これによるものではないでしょうが。
退行は赤ちゃんにまで戻るとは限りません。

基本的には「前の発達段階に戻る」とされます。

弟が生まれた時に、兄の方がオネショをするようになったりするなどの退行が起こることがありますが、これは「自分が愛情を受ける1番手ではなくなった」ことに対するストレスからくると考えられます。

防衛機制の種類その6、昇華

人間は様々なことで「コンプレックス」を感じます。

コンプレックスとの向き合い方については、催眠療法でコンプレックスと向き合おうで紹介していますから、併せて知っておきましょう。

よく世界的なスポーツ選手などのインタビューで、子供のころはコンプレックスが多かったという発言を聞いたりしませんか?

コンプレックスは性的衝動や攻撃的衝動などを引き起こしますが、これを鬱屈した形でそのまま発散させてしまうと、多くは犯罪者の仲間になってしまいます。

スポーツや芸術などの社会的に有用なものでこの形を変えることができるかどうか。
昇華は可能な限り働いてもらわないと困る防衛機制ともいえそうです。

防衛機制の働きが色々なことに作用する

このように防衛機制はあなたの心を守ると同時に、様々なことを表面に出してきます。

基本的には働いてもらって、心を守ってもらわないと困るのですが、あまりに働きすぎるのも考えものです。

ストレスやコンプレックスは立ち向かって乗り越えることで、心を強くすることができます。
良薬は口に苦しと言ったところです。

しかし、人によっては防衛機制の働きが強すぎて、昇華以外の作用を繰り返してしまうこともあります。
そうなってしまうと「非常に脆い心」、ガラスのハートが出来上がってしまうことも。

防衛機制は基本的には無意識に働くものですが、働いた場合にはこれまで書いたようなサインが現れます。

このサインを見逃さず、働いている防衛機制を意思の力で抑えて立ち向かうことも時には必要です。

まとめ

防衛機制はあなたの心を守ってくれる、良いヤツです。

ただ、時には「大丈夫、立ち向かってみるよ」と防衛機制に静止をかけることもタフな心を作るためには必要なことです。

上手く付き合っていきたいですね。

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