コロナなどの影響もあり、副業を勧める動きも多少は活発になってきました。
そんな中で注目なのは「在宅ワーク」ではないでしょうか?
様々なメリットがある在宅ワークですが、いざ始めてみようと思うと
「・・・結局、なにから手を付ければ良いの?」
となってしまう人も。
特に初心者の場合はそうですよね。
大丈夫。
この記事では
「在宅ワーク初心者が、在宅ワークを始めるにあたって気を付けるべきポイント」
これに関して、しっかりと解説していきます。
順を追って進めていけば、失敗することなく、スムーズに在宅ワークを始めることが出来るはずです。
在宅ワークの定義
一応、この記事内での在宅ワークの定義を先に説明しておきます。
・基本的に出社せず仕事をする(受注から完了まで)
要は、昔ながらで言えば内職。
もしくはフリーランスの働き方で、仕事を在宅で完了させることが可能な業種ということ。
サラリーマンとして会社に勤め、昨今の流れを受けて自宅で仕事をしている。
これは在宅ワークではなく、テレワークです。
「在宅で仕事してるんだから、一緒じゃないの?」
と思われるかも知れませんし、ここに明確な線引きをするべきか否かは微妙な所。
ですが、この記事内では線引きをして区別し、在宅ワークの初心者の人に向けてのポイント解説をしていきます。
在宅ワーク初心者がまず始めにするべきこと
まずは在宅ワークを始めるにあたって、アナタの現状をしっかりと把握することから始めましょう。
・月にどれくらいの稼ぎが欲しいのか?
・現状のアナタのスキルは?
これぐらいは最初に明確にしておいた方が良いですね。
特に在宅ワーク初心者の人は、こうした部分をあまり考えずに適当にググって、なんとなく在宅ワークを始めてしまう場合が少なくありませんから。
なぜ在宅ワークを始めるのか?
これは別の言い方をすれば
「在宅ワークでなければダメな理由があるのか?」
ということにもなります。
少し視点を変えたり、考え方を変えてみれば、在宅ワークよりも恵まれた仕事を見つけることが出来る可能性もあります。
・在宅ワークにやりたい仕事がある
・時間的に職場勤務は難しい
など、在宅ワークを選ぶ理由をある程度明確にしておく方が良いです。
これは在宅ワークに限らず、転職する時などの基本中の基本。
仕事選びの基礎ですよね。
月にどれくらいの稼ぎが欲しいのか?
これは絶対に明確にする必要があります。
一口に在宅ワークと言っても、仕事内容は多岐に渡りますし、報酬も驚くほどバラバラです。
プログラミングなどは実働時間数時間~1日程度で10万円以上稼げる仕事もザラにあります。
逆に、いわゆる内職の様な作業系の場合、馬車馬の様に働いても一か月で2~3万円が限界。
そんな仕事もゴロゴロしているのが実情です。
月の目標金額を明確にしておかないと、仕事を選ぶ基準が曖昧になりますし、こうした劣悪な在宅ワークを選んでしまう可能性も高くなります。
また、主婦(主夫)の方や年金生活の方などは、扶養の範囲内であったり、住民税非課税対象の枠内に抑えたりする必要がある場合も多いでしょう。
この辺りを最初に考えておかないと、在宅ワークをしたせいで実収入が減った。
なんて本末転倒な事態になりかねません。
パートなどよりも一層こうした融通が利きやすい、自分の裁量で決められる部分が多い在宅ワークだからこそ、自分である程度は考えておきましょう。
現状のアナタのスキルは?
在宅ワークも単価が高い仕事になれば実績やスキルが無いと、なかなか受注出来ません。
スキルも実績も必要としない仕事は、基本的に単価がバカみたいに安いです。
時給換算で500円ぐらいとか。
最低賃金を平気で割り込んでくる仕事もザラ。
とは言え、スキルも実績も無いなら、最初の内はある程度は目をつぶる必要もあります。
在宅ワークはどうあれフリーランス。
フリーランスの世界はパートやサラリーマンの様に気楽な世界ではありませんからね。
まずはアナタが今現在、どんなスキルを持っているか。
これを明確にしておきましょう。
しっかりと改めて認識するために、リストアップするのもおすすめです。
在宅ワーク初心者が仕事を獲る方法
ここまでは在宅ワークを始めるにあたっての心構えに関して書いてきました。
在宅ワーク初心者の方には、メンドクサイですが意識しておいて欲しいポイントです。
さて、メンドクサイ話はここまで。
ここからは在宅ワーク初心者が、どうやって仕事を獲って来るのか。
これについて解説していきます。
在宅ワークの仲介業者を通す
アナタ自身に在宅ワークを紹介してくれる人脈やパイプが無い場合。
これは仲介業者を介するのが効率的です。
業者を通さずに、ネット上で色々とな所に営業を掛けたり、ポートフォリオを作って仕事を待つ。
そんな手法もありますが、ほとんど相手にされません。
むしろ、変な業者が近づいてくるだけ。
鬱陶しいだけです。
仲介業者を通すメリットとデメリットは以下
仲介業者を通すメリット
・間口が広い
仲介業者を通すデメリット
それぞれ、詳しく解説していきます。
安全性が高い
ネットを介しての仕事、お金のやり取りはトラブルも発生しやすいのが現実。
また、ネット上で在宅ワーカーやフリーランスを募集している依頼主は企業とも限りません。
個人でブログなどのメディアを運営していたり、別で仕事を請けたフリーランスが孫請けとして発注していることも多いです。
どんな相手が依頼主であっても、こなした仕事に対して報酬をキッチリ払ってくれるなら問題ありません。
しかし、中には報酬を払わずにトンズラする人も。
こうした相手に出会った場合、対処するのは非常に難しいですし骨が折れます。
こうしたトラブルをある程度未然に防ぐために、仲介業者を通すのは良い選択です。
大手の在宅ワーク仲介業者は、依頼主側にも一定レベル以上の身分証明を求めています。
また、そうしたものに応じない、しっかりと対応していない依頼主は評価が低かったり、プロフィール欄でその旨を確認することも可能。
支払いに関しても、仲介業者を通してのやり取りなので、
「働いたのに報酬が支払われない」
という事態に陥りにくいです。
さらに、そうなった場合に仲介業者が間に入って解決の手助けをしてくれます。
在宅ワークが始めての場合は、こうしたトラブルを回避するためにも仲介業者を通した方が良いでしょう。
間口が広い
在宅ワークの仲介業者は、基本的に誰でも登録、利用することが可能です。
登録、利用ともに無料。
業者を通して仕事をし、それが終了した時に報酬からマージンが抜かれる形になります。
どんな在宅ワークがあるのか?
試しに登録してみるだけなら難しい手順もありませんし、無料なので損もありません。
すでに仕事を獲得できるパイプがある人は別ですが、そうでない人には使い勝手が良いサービスと言えるでしょう。
こうしたサービスで仕事をこなし、それを実績とすることも当然可能。
そうした後、在宅ワークに慣れてきたら、自分で仕事を獲得する様に動くのもありです。
マージンを抜かれる
これが結構シンドイ金額です。
受ける仕事の金額や、利用する仲介業者によっても変わりますが、
概ね10~20%前後を抜かれる
と思っておいて間違いありません。
報酬からこれだけ抜かれるのは厳しい。
ですが、先のメリット部分で触れたように、在宅ワークを始めたばかりの初心者の人には転ばぬ先の杖。
安全面を考えての保険料。
そう考えれば法外なマージンとも言えません。
最終的には仲介業者を通さないで仕事を獲得出来るようにしていくべき。
しかし、初心者の間は仲介業者を通した方が何かと安心出来ることも事実です。
まとめ
これで在宅ワーク初心者が押さえておくべきポイントは終了。
概念的な部分が多かった様に思いますが、この基本を押さえていないと、いざ始めた後に
「こんなはずじゃなかった」
「在宅ワークって思ってたのと違う」
といった感情に苛まれる可能性が高いです。
感情だけならまだマシ。
金銭的な問題を抱えてしまう可能性も0ではありません。
ただ、アナタは大丈夫。
ここまでで在宅ワーク初心者としての心構え。
その基礎となる大切な部分を理解できたと思います。
では次に、どの在宅ワーク仲介業者を使えば良いか?
これに関して解説していきますので、以下のリンクからどうぞ。