今後無くなる仕事はなに?無関心だと明日アナタの仕事無いかもよ

仕事の話
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技術革新が凄まじい昨今。
2045年にはAIが人の知能を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えるとされています。

これに伴って、今後無くなる仕事も飛躍的に増えるのが現実です。

「自分の仕事は無くならないかな?」
「今の仕事を続けられるのかな?」

こうした不安や疑問を持っていることは至極真っ当。
むしろ現在この思考が無い人はヤバイと言えますね。

この記事では、2050年を目安に、AIやロボット技術の向上によってどんな仕事が無くなる、あるいは縮小するのか。

ということに関して書いていきます。

また、あくまでも技術的に可能かどうかの話で、それを実際に現場に導入するかや、法規制のしがらみで運用不可能などの状況は加味しません。

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今後無くなる仕事や淘汰される人間

まずは今後無くなる仕事や淘汰される人間に関して説明していきます。

ここで紹介するものは、2045年を待たずに仕事自体が無くなる。
あるいは規模の縮小によって大幅な人員削減がなされると思って間違いありません。

オフィスワーク全般

いわゆるオフィスワーク系の仕事は全滅すると考えて良いでしょう。

クリエイティブな仕事は残る可能性もありますが、いわゆるお役所仕事は全てAIで可能になります。

というか、現在の技術でもお役所仕事はすぐに90%以上をAIに替えることが可能です。

官僚や公務員の仕事も当然含まれます。

決まった形のあることを大量に高速に、ルールに則って的確に処理するのはAIが最も得意とする部分ですからね。

あるサイトでは

「公務員などの国に従事する職業は、国が無くならない限り存続するので安心」

と書いていますが、ちゃんちゃら可笑しい。
寝言は寝て言え。

今すぐにでも90%以上をAIに変えられるのに、それをしないせいで年間にどれだけの無駄な税金が露と消えているでしょう。

国が無くならずとも、民間に

「公務員の仕事は90%以上がAIで即座に対応可能」

という事実が広まれば、それを削減しろとの動きも出て当然。
もしそれを法律で無理やり政府が止めるなら、それはそれで大問題。

国は在るけど、公務員の数や仕事は削減される可能性が十分にあります。
日本がまともな国で、本当に国民の利益を第一に考えるならね。

あ、念のために書いておきますが、ここで言う公務員はオフィスワークや背広組のことですよ。

現場で汗をかいている消防官や警察官ではありません。
こうした人たちを完全にAIやロボットと代替するのは、2050年では難しいでしょう。

ドライバー

長距離のドライバーの場合は、2050年ぐらいではまだ仕事があるかも知れません。

ここで言うドライバーは、

・タクシードライバー(運転代行)
・長距離ではない荷物収集、配送

のことです。

ご存知の通り、自動運転が恐ろしい勢いで進歩しています。
法整備などが整えば、2040年ぐらいには自動運転が当たり前になるでしょう。

・値段
・事故のリスク
・待ち時間

これは不変の問題点というか、自動運転と比較される部分。
さらにドライバーの人間性による当たりハズレもありますよね。

愛想も悪いし態度も悪い。
運転も荒けりゃ、遠回りもする。

自動運転車なら、こうしたリスクと全てオサラバ出来て料金も安くなる。

そんな状況で、わざわざ有人のタクシーを選ぶ理由は?

荷物の集荷や配送は、すでにヤマト運輸が実験をしています。
これが実用化されれば配達員が再集荷などでストレスを感じることもなくなるでしょう。

…まぁ、仕事自体が無くなるわけですけどね。

自動運転が当たり前になれば、私たちの移動手段は劇的に変わります。
当然、それに伴ってそうした業界のビジネスモデルも激変。

このビジネスモデルの激変は少々長くなるので、別記事で解説します。

コンビニ・スーパー(小売店)の従業員

特にレジ係やお客様案内係は、よほど人間性に魅力が無い限りは全滅します。

すでに「Amazon go」を始めとして、無人のレジや小売店が存在していることは、誰でも知っているはずです。

コンビニなどでは品出しなどもオートで行うようになります。
なんなら店舗自体が無くなる可能性も0じゃない。

言い方は少々悪いですが、誰でも出来る仕事です。
誰でも出来る仕事は、当然ですがAIやロボットが取って代わります。

一応は学歴を積んだ世間的にはエリートと呼ばれる部類の人の仕事ですら、90%は無くなるのですから当たり前ですね。

他にも色々な職業や業界がなくなる、淘汰されるとされています。

これは、イギリスのオックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の

『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』

という論文に詳しく書かれているので、読んでみても良いでしょう。
有名な論文なので、すでに読んでいる人も多いと思いますが。

これから淘汰される人間

淘汰される人間の特徴は以下。

・普通
・向上心がない
人間味が薄い

こうした人たちは淘汰される可能性が高いと言えます。

乱暴な言い方をすれば、今までの社会通念上で良い人。
大人しい人とされている人はダメです。

当然、反社会勢力や珍走団などのような、暴力を笠に着て傍若無人に振舞う品性の欠片もない存在が良いということではありません。

最近だと半グレなどの素人の方が質が悪いことも多いですが。

話が逸れましたね。
さて、AIと人間の大きな違いは「無駄を生み出し、それを楽しめる」という部分もあります。

こうした感性は、AIに搭載するのは比較的難しく、搭載する意味も薄いのが現実。

どこか尖っている。
要は「その人ならではの味があるか否か」が重要です。

これが無い人間は、あっという間に淘汰される可能性があります。

まとめ

いかがでしょう、アナタの現在所属しているの業界や仕事は生き残れそうですか?

あらゆる仕事の約半分は無くなる、あるいは縮小されます。

「そんなこと言っても、なんやかんやで大丈夫さ」
「私は他の人よりスキルがあるから平気」

な~んて、ここまで読んでも思っているアナタ。
甘ちゃんにもほどがありますよ。

まともな経営者側の立場から言わせてもらえば、

「AIやロボットは可能な限り迅速に現場に大量投入する」

これが答えです。

他の人よりスキルがある。
そのスキルがAIやロボットでは代替不可能なレベルでなければ、無いのと一緒。

さて、ここまではいたずらに不安を煽っただけになってしまいました。

次は具体的に、今後無くならないどころか、伸びる可能性も大いにある仕事に関して書いていきますよ。

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