「モテたければ清潔感は必須」
と聞くけれど、
「そもそも清潔感って具体的にどういうことなんだろう?」
「どうすれば清潔感を出すことが出来るんだろう?」
そう思っているアナタ!
この記事では心理学などを基に、清潔感の定義から、どうすれば清潔感を出すことが出来るか。
その具体的な方法をご紹介していきます。
これを読めば、清潔感を出すために必要なことが分かるはず。
清潔と清潔感の違い
清潔は物理的に汚れがない状態。
住む国や環境で変わる部分も多くありますが、この点が同じならある程度の基準があるということ。
清潔感は清潔に比べてさらに基準が曖昧になります。
「感」はその人の感覚ということですから、人によって大きくその基準がブレる可能性もあるということです。
また、清潔感は別の捉え方をすれば「良い印象」ともいえます。
良い印象を持っている相手に対して、不潔な人という感情を抱くことは基本的にありませんよね。
清潔感を与えたければ相手に良い印象を持ってもらえる様に心がけましょう。
この記事で紹介する清潔感を出すために気を付けるポイントに関しては、あくまで「一般論」であり、絶対的な指標ではありません。
特に髪型や服装などに関しては好みの問題が大きく絡んでくるので、「私はそう思わない」という意見もあるでしょう。
初対面やあまり面識がない状態、その人の好みなども分からない時の第一印象における清潔感。
これを良くするためのポイントであることを承知しておいてくださいね。
男女共通、これは不潔で問題外
「清潔感は人それぞれで大きく変わる」
とは言ったものの、それでも日本に住んでいる以上
「これは清潔感がない。むしろ不潔だ」
と思われることもあります。
これは男女の性差や好みの問題ではない、清潔感を相手に抱かせたいなら絶対にNGのポイントです。
口内環境(主に歯)
芸能人は歯が命(古い!)とはよく言ったもんですが、一般人の私たちにおいても口内環境、特に歯は非常に重要なポイントです。
虫歯は体質も関わるので、一本でもあればアウト。
って話ではありませんが、治療されずに放置されている虫歯は絶対にダメ。
見える部分であれば一発で不潔、だらしない人と思われます。
見えない部分であっても、口臭の原因になりますから早い段階で嫌われるでしょう。
未治療の虫歯は論外ですが、清潔感のある印象を与えたいなら「白い歯」も重要です。
こちらも体質があるので、どれだけちゃんと磨いていても歯が黄ばんで見える人も居ます。
私もその体質でした。
これは単純に歯を磨くだけでは解決しないので、適切な対応をする必要があります。
フケ・汚れ
フケは「頭皮のアカ」です。
頭を動かすたび、髪を掻くたびにフケが飛ぶ。
色の付いた服の襟元にびっちりとフケが付いている。
こんな状態の人を見て、清潔感のある人だな~。
と思う人は存在しないでしょう。
睡眠不足や脂分の多い食事ばかり、ストレスが溜まっている場合などもフケは増えます。
もともとの体質の問題も。
で、自分でフケが気になるからと、しっかりとシャンプーをする。
悲しいかな、洗い過ぎると頭皮の皮脂のバランスが崩れ、よりフケが生まれる原因にもなります。
洗浄力が強すぎるシャンプーもNGです。
フケを改善するには
・バランスの良い食事
・自分に合った適切な睡眠を確保する
・ストレス解消
これらのことに気を配ればOK。
また、女性の場合は生理などでホルモンバランスが乱れやすく、それが原因でフケを生むこともあります。
男女共に、健康的な生活を心がければフケを抑えることが可能です。
どうにも良くならない場合は、皮膚科で診療を受けてみるのも良いでしょう。
黒などのフケが目立ちやすい色の服を着ないようにすることも、症状が改善するまでは有効な手です。
清潔感を出す具体的な方法【男女共通】
ここからは清潔ではなく、清潔感を出すために気を付けるべきポイントを解説していきます。
肌の状態
肌は清潔感だけでなく、モテるためにも一番に気を遣うべき部分です。
肌がキレイだと年齢よりも若く健康的に見えます。
その人の日常生活を映し出す鏡といっても良いでしょう。
どんなキレイで高価な服やアクセサリーを付けるよりも。
高級なメイクグッズを使ってメイクをするよりもです。
ニキビ跡やシミ・ソバカスなど、通常のスキンケアを頑張ってもなかなか改善が難しい場合もあります。
しかし、こうした肌の問題も医療機関などで適切な治療を受ければ改善することが可能です。
相手に清潔感のある印象を与えるため。
仕事などで良好な人間関係を作るため。
モテるため。
全てにおいて非常に大切な肌のこと。
以下の記事でもっと詳しく解説しています。
体型
性癖や好みがありますから、一概にダメではないです。
デブの人でもしっかりと身だしなみや清潔感に気を配っている人も居ます。
ですが、やはり太っている(肥満)人は清潔感を持たれにくいのが現実です。
病的な要因や先天的な遺伝子の要素などが無いにも関わらず肥満になっていれば、自己管理が出来ない人と思われます。
自己管理が出来ないなら、清潔な生活を送っていないんだろうな。
という想像が容易に出来てしまうわけです。
また、肥満の場合はどうしても体臭がキツクなりがち。
汗をかきやすく、蒸れやすい状況が続く場合が多いからですね。
間違っても臭いを香水で消そうとしないでください。
中世ヨーロッパの貴族じゃないんですから。
欧米の場合はワキガを香水で誤魔化すことも普通ですが、日本では臭いを香水で消すという行為は歓迎されません。
いわゆるBMIの数値が肥満になっているアナタは、標準値ぐらいまでは戻しましょう。
姿勢
猫背だと暗い印象を与え、暗い印象の相手に対して人は清潔感を抱きにくいです。
これは立っている時だけでなく、座っている時や歩いている姿も。
歩く時で想像しやすいのはモデルですね。
あの人たちを見て不潔なイメージを持つ人はかなり少ないと思います。
猫背になると清潔感を与えられないだけでなく、ひどくなると体の調子なども崩してしまうので、注意しましょう。
意識すれば猫背は改善が可能。
最初の内はキレイな姿勢で居る方がシンドイと思いますが、続けていればインナーマッスルなども鍛えられて苦ではなくなります。
姿勢が良いと血流の改善が起こり、新陳代謝も活発になるので肌の調子や、健康面の改善にも効果あり。
立ち居振る舞いも美しくなるので、アナタの評価が総合的に高くなるでしょう。
食事のマナー
小難しいテーブルマナーや、店の流儀などではありません。
単純に食べ方に気を遣いましょうということです。
・スマホを弄りながら食べる(雑誌なども)
・箸の持ち方が許容範囲を超えて変
・肘をついて食べる
・最低限以上の咀嚼音を出す
・椅子に足を上げて座る
などなど。
いわゆる普通の食事マナーです。
これらの行為は育ちの悪さ、品性が欠けている印象を強く与える可能性があります。
単純に不潔な印象もあるので、清潔感を著しく低下させる要因です。
直すには自分の意識、心がけしかありません。
これらの行為を注意してくれる家族や友人が居れば、指摘してもらうのもおすすめです。
靴
最近では靴が清潔感や良い印象を相手に与える上で重要だ。
と色々なメディアで取り上げられているので、気に掛ける人も少し増えた気もしますが、それでも未だに靴に気が回っていない人は居ますよね。
靴は気を抜きやすい部分の代表格です。
髪や服装などには気を遣っているのに、靴までは気にしていない人もチラホラ見かけます。
高級な靴を履く必要はありません。
大切なのはちゃんと気を遣って清潔を保てているか、手入れをしているかです。
高級な靴を一足だけ買って、手入れをしながら履き潰すのも良いですが、個人的にはそれなりの靴を数足用意して、ローテーションしながら使う。
というのがおすすめです。
アクセサリ・小物
あまりジャラジャラとアクセサリを着けるのはおすすめしません。
品が損なわれるからです。
着ける場合はしっかりと手入れをしてください。
また、靴と同様に鞄や財布なんかも気を配りましょう。
お気に入りだからといって、ボロボロの物を使い続けるのは圧倒的に清潔感に欠けます。
みすぼらしいですしね。
言葉遣い
粗野で粗暴な言葉遣いはアウトローな印象を与えます。
アウトローが全員不潔ってわけじゃないですが、やはり良いイメージを持たれることは少ないのが現実です。
他人を気にしない、細かいことは関係ない。
そうした印象は、そこから派生して不潔なイメージに繋がります。
変な上品言葉を使う必要は全くありませんが、あまり乱暴な言葉遣いを多用するのは止めましょう。
また、バカが滲み出ている言葉遣いもNG。
言葉は常に変化するものなので、新しい世代で使われる新語が全てダメではありません。
ですが、こちらも程度物です。
いわゆるパーティーピーポーの様な言葉遣いは、おすすめしません。
服装
まず大事なのはTPOを意識すること。
服装はそれぞれのポリシーや考え方が大きく影響するので、あまり強く意見はしたくないのです。
私自身、スーツやネクタイが嫌い(ネクタイは生産性を下げる)なので、基本的にラフな格好しかしません。
今でこそ私の人となりがある程度理解されているので、服装に関して苦言を呈されることはなくなりました。
ですが、フリーで働き始めた最初のころは服装で嫌味を言われることも良くあったのが現実。
TPOは長年の社会通念の塊ですから、それに逸脱することは保守的な人からすると「変な奴」であり「輪を乱すもの」です。
言い換えれば「反逆者」ということ。
そうした人間が歓迎されないことは世の常ですし、良い印象を持たれないのは当然。
良い印象を持たれない=清潔感がない
と思われても仕方ないって話ですね。
例えば葬式があったとして、そこにビーサン・アロハで現れた人を見てどう思います?
なんか汚らしいと思いませんか?
TPOに合わせた服装をすると、自然と清潔感もセットになる可能性が高いです。
スーツの襟元にびっちりフケが付いていて、歯がズタボロなら話は別ですけど。
・ちゃんと洗濯をして、シワがある場合はアイロンを掛ける
これだけ気を付けておけば、服装における最低限の清潔感を保つことが出来ます。
あ、洗濯物を干す場合、部屋干しは基本的にNG。
最近の部屋干しでもOK、って洗剤を使っていない場合は絶対に止めておきましょう。
部屋干しの臭いは思っている以上に周囲に不快感を与えます。
どんなにキレイで高価な服を着ていても、生乾きの臭い一撃でアナタの清潔感は地に落ちるのです。
清潔感を出す具体的な方法【男性編】
ここからは男性が清潔感を出すために気を付けるポイントを解説していきます。
髪型
清潔感のある男性の髪型としてダメなのは
・アフロ
この2つです。
どれだけ手入れをしても、男性の長髪はあまり良い印象を与えません。
モジャモジャヘアーは言わずもがな、サラサラヘアーでも。
アフロもどんなに手入れが行き届いていたとしても、パッと見の印象で清潔感を感じる人は少ないでしょう。
逆に男性の髪型として清潔感を出したいなら、これら以外の髪型にしておけば基本的には問題ナシ。
手入れに関しては、男性でもトリートメントはちゃんとしましょう。
クシを入れることは当然ですし、セットすることが前提の髪型なら、当然セットもしてください。
また過度な染色もNG。
そうではない染料も沢山ありますが、それでも過度な染色を繰り返していると髪が痛む可能性が高くなります。
頭皮を傷める可能性もあり、それがフケの原因になる可能性もあるので。
髪質がボサボサやギシギシになったり、フケの原因になったりもするので清潔感が欲しいなら止めておきましょう。
ハゲや白髪も要注意。
これらはそれ自体は生理現象なので悪くないのですが、ほったらかしが問題です。
ハゲは日本だとあまり良い印象を持たれません。
いわゆるハゲ散らかしは論外です。
白髪にしても全体がキレイな白髪になっているなら問題ありませんが、所々だと清潔感を損ないますので、部分白髪の場合は染める様に心がけましょう。
ヒゲや眉毛など
眉毛がボーボーでは清潔感があるとは言えません。
ヤンキーの兄ちゃんみたいに眉毛が無い状態もダメですけど。
美容室などで頼めば整えてくれますし、その時にコツなんかを教えてもらうのもアリ。
今は自分で手軽に眉毛を整えるためのセットなんかもドラッグストアなどで買えますからね。
ヒゲも基本的にはちゃんと剃ってください。
オシャレヒゲで、しっかりと手入れされている場合でも、パッと見の印象は清潔感から離れます。
「このヒゲは俺のプライドだ!」
って場合は無理にとは言いませんが、キレイに剃られている場合と比べると清潔感がないと思われる確率が高くなることは覚悟してください。
手入れのされていない無精ヒゲや青ヒゲは問題外。
無精ヒゲは芸能人やアイドルクラスのイケメンなら大丈夫な場合もありますが、青ヒゲは絶対にNGです。
その他の体毛
「男だからスネ毛やワキ毛なんか気にする必要ない!」
と思っているアナタ。
体毛に関しては個人の趣味趣向がある分野ですが、概ね毛深い人は嫌われます。
嫌われるまでいかずとも、清潔感を持たれにくいのは確かです。
ツルッツルにするかどうかは一考の余地ありですが、あまりに毛深い場合は抑毛や脱毛を考えた方が良いでしょう。
爪
普通で良いです。
伸びていたり、爪の間に黒いアカなんかが溜まっていなければ問題ありません。
ツヤツヤしたキレイな爪が女性にモテる。
なんて話もありますが、これは相手の好みの問題ですし、その比率も特段キレイな爪が良い人が多いわけでもありません。
ちょっと深爪ぐらいで、丸く整えられているのがベターです。
ちなみに、爪の手入れが行き届いていない男性を見て
「この人は女性と遊ぶ機会がないんだろうな」
「女性のことを考えていない人なんだろうな」
と思う女性も居るので、ちゃんと気を配っておきましょう。
清潔感を出す具体的な方法【女性編】
ここからは女性が清潔感を出すために注意するべきポイントを解説していきます。
髪型
女性の場合、長髪だから清潔感がないと思われることはないです。
ただ、長髪の場合はしっかりとケアがされていないと非常に見栄えが悪くなります。
ちなみにアフロは女性の場合も止めておいた方が無難。
なお、坊主や超ベリーショートなどは清潔感的には問題ないかも知れませんが、相手をかなり驚かせるので覚悟は必要です。
女性の髪のお手入れ方法に関しては、かなり色々と煩雑なのでここでは割愛。
ただ、男性同様に過度な染色は止めておきましょう。
また、女性の場合は男性と同様のレベルでハゲることは少ないですが、髪自体が細くなってボリュームが損なわれていくことは多々あります。
部分白髪もそうですが、これらは「みすぼらしさ」を相手に感じさせる一因になり、男性と同じく清潔感を損うことに。
白髪染めや場合によってはウィッグの利用を検討するなどしてください。
ほったらかしはダメですよ。
メイク
女性のメイクは
・社会通念上しかたなく
・男性に向けたもの
とそれぞれ思惑が違うので、一概にこのメイクがベスト。
ということは出来ません。
自身の変身願望の場合は厚化粧もやむなしでしょう。
これに関しては様々な状況、その人の思想などによって心の働きが違うので、アナタ自身が納得できるならそれがベストです。
社会通念上の場合は、そもそもメイクをするもしないもアナタの自由。
男性に向けての場合はナチュラルメイクがおすすめです。
女性の中には勘違いしている人も居ますが、男性はナチュラルメイクの方を好むという実験結果があります。
もっと言えば、すっぴんでもOK。
どうあれ、厚化粧はあまりおすすめしません。
メイクよりも大事なのは肌の美しさ。
肌が美しく、唇の血色が良ければそれだけで男性に対するアピールは十分。
メイク方法や技術を追いかけるのも良いですが、食事や生活習慣の改善を行う方が何倍も効果が高いです。
メイクはあくまでも「アナタの魅力をより引き出す一つの手段」であって「アナタを含めて周囲の人も騙すための手段」ではありません。
メイクをした自分じゃなきゃダメ。
そんな状態はあまり健全とは言えませんね。
…眉毛がない場合は描いてください。
体毛
まぁ、わざわざここで書かずとも、最近の女性は意識が高い人も多いですし、自分の価値観的にも体毛はイヤ。
という人が増えているので、ちゃんと脱毛をしている人がほとんどです。
男性の場合よりも、女性の方が体毛が濃いことで相手に悪印象を与える可能性は高くなります。
本来、それは悪いことではないのですが、人間はそう簡単に大人になれません。
体毛が濃い女性には、陰で悪口を言われるリスクが付き物です。
要らぬ評判を受けないためにも、最低限の脱毛や抑毛などを行った方が無難だと思います。
爪
基本的には普通の爪で良いです。
手入れをしていることが分かればOK。
ただ、手入れはしているんでしょうが、過度なネイルはおすすめしません。
長すぎるものや、デコレーションが華美なものですね。
そんな爪じゃ手を洗うのも一苦労でしょ?
と思われると、清潔感を損なうことに繋がります。
実際は問題なく手も洗えるし、日常生活を送れる。
アナタがそう思っていたとしても、相手がどう受け取るかとは関係ありません。
ムダなところで悪い印象を与えるのがイヤなら、過度なネイルは止めておきましょう。
私のポリシーだから。
というなら止めはしませんが。
まとめ
どんな関係性であれ、相手に対して清潔感を持ってもらうことは非常に大切です。
この記事で扱ったポイントを押さえていけば、アナタは相手に対して清潔感、引いては好感を持ってもらうことが可能になります。
清潔感がある人。
と思われて損することはないので、アナタの出来る範囲から少しづつ気に掛けて、必要ならば改善していきましょう。
肌を綺麗にするためのコツなどをまとめた記事もあるので、ついでに読んでもらえれば幸いです。