この記事は「在宅ワークの始め方徹底ガイド」の続きになります。
在宅ワークの始め方から知りたい方は先に以下の記事を読んでみてください。
さて、在宅ワークを始めるための準備は整いました。
準備が出来たから、いざ在宅ワークスタート!
と息巻いてはみたものの、
「・・・在宅ワークってどれを選べば良いの?」
こんな疑問にいきなりぶち当たっているのではないでしょうか?
この記事では、
・スキルは必要ないもの
という2つのパターンに分けて、どんな在宅ワークの業種がおすすめなのか?
これについて解説していきます。
あくまでも、どの在宅ワークがおすすめだろう?
と迷っている人向けです。
すでにスキルがあったり、この在宅ワークをしてみよう。
と決めている、得意なものがある場合はそれをやるのがベストです。
スキルがあるなら是非おすすめの在宅ワーク業種
ここから紹介するのは、一定レベル以上のスキルが求められる、いわば専門職的な仕事です。
だからこそ報酬額もスキルが必要ないものより断然高額になります。
本業でバリバリ働いている場合は、
「え!?なんでこんな仕事内容でこんなに報酬が貰えるの?」
と感じてしまう、いわゆるお宝在宅ワーク業種が見つかる可能性も。
プログラミング
スキルを必要とする在宅ワークのおすすめ業種として、筆頭はこれです。
一定レベル以上のプログラマーであれば、お宝仕事が見つかりやすい業種でもあります。
スキルがしっかりとある人であれば、1時間程度の労働で30万円ぐらいの仕事もザラです。
まぁ、クライアントとのすり合わせや、納品後のやり取りもあるので、実際は1時間では済みません。
ですが、それでも結構な金額を短時間で稼げます。
仕事内容と金額は本当にピンキリ。
あくまでザっと金額を出すと
2万円~50万円ぐらいの間
この辺りが多い感じですね。
2~3万円程度のプログラムなら私でも1日で組めるレベルの仕事内容も多いので、ちゃんとプログラマーとして生活している、スキルのある人なら楽勝だと思います。
RPG1本、丸々フルスクラッチで開発とかではなく、ExcelデータをCSVでどうこうとか、そんなレベルが数万円です。
プログラミングのスキルがあるなら、一度どんな仕事依頼があるかチェックして損はありませんよ。
動画編集
動画や動画広告の作成ではなく、単純な編集です。
最近では個人のYouTuberが増えているので、需要も高まっています。
これから更に伸びる可能性もある在宅ワークのおすすめ業種です。
スキルが無いというより、単純にメンドクサイから外注しちゃおう。
そんな感じで仕事依頼を出す人も多いです。
本当に単純な編集なので、ソフトの使い方を知っている人なら、なんら苦になる部分はありません。
動画がクソつまらないので、それを見るのが辛い。
なんてことは無いとは言い切れませんけど。
報酬金額は、
5千円~2万円
程度が相場ですね。
あくまでも簡単な編集作業ですから、これぐらいが妥当でしょう。
編集する動画の時間にもよりますが、時給換算で2~3千円ぐらいになりますね。
人気の編集者になれば、お抱えになったり別の所から声が掛かったりして、単価がグッと上がる可能性も。
私の知り合いは時給換算1万円ぐらいで仕事していますね。
本業は別にある人ですが。
もっと稼いでいる人も居る様なので、最初のハードルが低い割には夢がある在宅ワークと言えます。
在宅ワークで気軽に始めてみて、人気が出たら本腰入れて取り組んでみる。
そんなやり方にも向いていますね。
動画や動画広告を作成出来る。
そんな場合はもっと単価が高くなります。
絵心やデザインのスキルがあるならば、動画の作成方法やソフトの使い方を併せて勉強すれば、高単価の仕事を受けることも十分に可能です。
翻訳
正直、これは既にこのスキルを持っている場合限定。
今から新たに学習するのはコスパが悪いです。
翻訳機の進歩は目覚ましく、数年後にはほぼ同時通訳で様々な言語の人と話せるようになります。
なので、今から付け焼き刃的に勉強しても無意味。
趣味として話せるようになりたいなら止めませんが、仕事として使うなら相当なレベルが必要です。
各言語のスラングや方言。
それを翻訳するためのベース言語の知識。
全てを考慮した上で、ウィットに富んだ気の利いた言い回しが出来る。
そんなレベルの翻訳家でなければ必要なくなります。
現時点である程度のスキルがあるなら、在宅ワークとしておすすめの業種ですね。
相場としては
数万円~10万円以内
ぐらいの仕事が在宅ワークとしては数が多い様に感じます。
ただ、単価が高い仕事は他に専門的な知識が必要な場合も多いので、ただ翻訳できるだけ。
これだと少々弱いかも知れません。
それでも、まだ需要の方が強いですから、翻訳が出来るってアナタはチェックして損はないですよ。
スキルは特にないアナタにおすすめの在宅ワーク業種
正直、在宅ワークを仲介業者を使って行う人の多くは、特別なスキルは持っていないと思います。
なので、ここから紹介する在宅ワークのおすすめ業種から選ぶと良いでしょう。
少々辛辣な言い方ですが、冷静に今のアナタのスキルとレベルに向き合うこと。
現実を直視することは非常に重要ですし、スタートラインです。
データ入力や文字起こし
音声データを文字にしたり、現在はデジタルデータになっていない情報をデジタル化する作業です。
どちらも仕事内容がかなりまちまち。
音声の文字起こしなら、時給1,000円ぐらい
データ入力なら時給900円ぐらいが平均かと思います。
ですが、これはある程度の作業スピードがある場合。
文字起こしは基の音声が聞き取りにくかったりすると、繰り返して聞く必要があるので時間が多くかかります。
なにより、打つ文字量がハンパない。
人間は1分で300文字ぐらいは話すそうです。
で、この手の仕事は30~1時間が相場。
となると、9,000~18,000文字ぐらいの量を打つことに。
これが労力に合うと思うかどうかは人それぞれですが・・・。
データ入力も作業スピードや、基データの状態によって大きく変わる。
最近では音声認識の性能がかなり上がっているので、そういうシステムを用意すればもっと効率的に稼げます。
ただ、数万円ぐらいの初期投資は必要ですけどね。
どちらも、従来の手法。
人力に頼って行うなら結構な根性が必要です。
ライティング
ブログやホームページ(企業)に掲載する文章を書く仕事。
要はゴーストライターです。
クライアントによっては、書いたアナタの名前を執筆者として掲載してくれる場合もありますが、それは稀。
文字単価と1時間でどれだけ書けるかで時給換算の報酬は大きく変わります。
文字単価0.2円とか、人をゴミとも思っていないクライアントも多いので、こういう輩は最初から除外。
ライティングは私も一時期やっていたので、実例で言うと
時給換算で1,500円程度
でした。
文字単価は1円以上。
詳しくない分野(飲食)だったので調べながらの執筆。
なので、これぐらいの時給になってましたね。
上手い文章を書くスキルよりも、クライアントからの指示を忠実に守って書けるかどうかの方が重要視されます。
だから私は気に入らないのでさっさと止めて、自分の思い通りにブログを書いて稼ぐ様にしたわけですが。
さておき、指示通りに文章を書ける。
文章を書くことがそもそも苦にならない。
そんな人にはおすすめです。
単価なども考えると、スキルのない人の在宅ワークとして一番おすすめの業種といえます。
当然、最低限の日本語能力は必要ですが。
日本人なのにそれをスキルと言っちゃお終いよ。
仲介を通しての在宅ワークはあくまでも通過点
ここまで、在宅ワークのおすすめ業種を紹介してきました。
紹介した在宅ワークのおすすめ業種は、以下の記事で紹介している仲介業者では基本的に全て扱っている業種です。
「在宅ワークの仲介業者で、おすすめってどこ?」
ということが気になっているアナタは、参考にしてください。
が、正直仲介業者を通しての在宅ワークはあくまでも通過点である。
このことをしっかりと認識しておいてください。
どういうことか、具体的に説明していきます。
スキルがある場合
スキルがある方の単価は、スキルがない方に比べると段違いです。
まぁ、これは当然。
ですが、スキルがある場合のおすすめ在宅ワークでも、正直高額とは言えません。
あくまでも小遣い稼ぎ。
自分が今まで培ったスキルを流用すれば簡単にこなせる。
そんな仕事を探している。
個人で案件を探すのはメンドクサイ。
そんな人や、フリーランスになりたての頃は使っても良いでしょう。
本当はフリーになる前に地盤を固めておく必要がありますが、なかなか上手く行かない場合もありますからね。
急場しのぎとして使うのは悪くないです。
デザイナーの方なんかもそうですね。
実績を積みながら生活費を稼ぎ、その後のステップアップに備える。
そうした使い方なら、仲介業者を通しての在宅ワークはおすすめ出来ます。
スキルがない場合
スキルがない場合の在宅ワークはヒドイもの。
ここで挙げたおすすめはまだマシですが。
とは言え、元の単価が低い所に輪をかけて手数料を取られますからね。
これ以外のタスク型式の仕事などはミジンコみたいな金額。
空き缶拾って歩いた方が良い金になるでしょう。
データ入力や文字起こしなんて、どれだけ実績を重ねても上がる報酬金額なんて知れてます。
どう転んでも、時給が5千円や数万円クラスに化けることはありません。
ライターもそう。
しかも多くはゴーストですから、自分の実績にもなりません。
こんな働き方はいわゆる奴隷です。
上で楽しようとしてる奴を、アナタが一生懸命に働いて太らせているだけ。
どうしても仕事がない。
子供の世話や介護などで働きに出られない。
そうしたやむにやまれぬ事情があれば別ですが、これに本腰を入れるのは間違いです。
ただ、ゴーストをやっている間に、アフィリエイトや検索エンジンを意識した記事の書き方を学ぶことも出来ます。
まぁ、独学でも出来るのですが、いくらかのお金を貰いながらこれを勉強し、自分のブログを作るのも悪くありません。
どうあれ、スキルが無いという現実は現実。
そんな人が在宅ワークで仕事を獲得しようと思うなら、手数料を取られても仲介業者を通した方が早いのも事実です。
いくらかのお金を貰って終了ですが、自分のブログなら資産になります。ちなみに、私は2つのブログを運営して、月に5~10万円の収入。
実際に記事を書いている時間は月に20時間ぐらいですから、時給にすると3,750円ぐらいですね。
さらに、ブログは積み上げ式なので、やった作業が資産としてどんどん積みあがっていきます。
いきなり自分でブログを始めてみるのも良いですね。
全て自分の責任でやった方が、真剣に取り組める度合いが違いますから。
とは言え、全くなにも分からない状態で暗中模索も不安でしょう。
そんなアナタは、以下の記事を参考に自分のブログ、メディアを立ち上げください。
大金を稼げるかどうかは分かりませんが、月に5万円程度の収入なら誰でも可能です。
やるべきことをちゃんとやるのが大前提になりますが。
絶対におすすめしない在宅ワーク
在宅ワークのおすすめを紹介したついでに、おすすめしない在宅ワークも紹介しておきます。
それは
・アンケート回答
などです。
これらは一見すると非常に簡単そうですが、その実、回答を終えるまでに5~10分程度掛かるものが少なくありません。
さて、ではその単価はいくらでしょう?
たま~に一件100円のものなどもありますが、多くは数円や数十円。
選んで応募したりの手間も考慮すると、頑張っても時給換算で500円以下。
恐らく300円ぐらいになるでしょう。
これでも結構頑張って1時間作業しなければなりません。
スキマ時間で、スマホ片手に。
ってやり方も出来ますが、これをしても将来性は0ですし、当然昇給することもありません。
完全なる時間の無駄。
こんなバカげたことに時間を使うなら、その時間を勉強や趣味に充てた方が賢明です。
「スキマ時間で数円でも稼いで、私ってデキる人」
なんて思ってるとしたら最悪。
その考え方を根本から治さない限り、一生奴隷で貧乏ですよ。
まとめ
在宅ワークのおすすめ業種を5つ(6つ)紹介しました。
ただ、おすすめと言ってもスキルがない方は苦肉の策というか。
どうしても、強いてあげるならって話です。
時給換算した場合の金額の違いは明白。
今はスキルがないから、仕方なく文字起こしやゴーストライターをする。
その選択は間違っているとは言いません。
ですが、目前のことに執着するあまり、結局は一生貧乏スパイラルから抜け出せず、ネズミが滑車を走らせる様な労働の地獄にハマっては意味がありません。
本来、在宅ワークは
「在宅で自由に仕事し、労働の地獄から解放される」
これが最終目的地点になります。
なので、目の前を埋めながらも明日に繋がる種を蒔くことは必要不可欠です。
要するに、スキルがないなら勉強する必要があるということ。
これから無くなる仕事や役に立たなくなるスキルは習得しても無駄なので、どのスキルを習得するかの取捨選択も重要です。
私が特におすすめなのはプログラミング。
プログラミングは現在もさることながら、これから10~20年稼げる仕事です。
上を目指せば化け物ばかりでイヤになりますが、ここでも紹介している様に、大したレベルでなくても他の仕事とは比較にならないほど稼げる可能性もあります。
思っているほど勉強は難しくないですし、学習に対するコスパはトップクラスに高いですよ。